双子育児中のみみママ(@mimi_mama_twins)です。
双子妊娠中のママには、管理入院を控えている人も多いのではないでしょうか?
お兄ちゃんやお姉ちゃんなど上の子どもがいる方にとっては、長期間離れて過ごすことへの不安は大きいと思います。
私が双子を出産した病院でも妊娠30週以降管理入院することが決められていました。
産後退院するまで約2か月の管理入院です。
双子の上に娘がいるので入院中の娘のことが心配でたまりませんでした。
今回は、管理入院中の上の子のケアや入院までの過ごし方や声かけについて、わたしがどんな風にしていたのか紹介したいと思います。
双子妊娠発覚時の記事はこちら▼
安心できる環境で年齢に見合った説明を
管理入院までわたしが娘とどんな風に過ごしていたか、どんな声かけをしていたか紹介します。
双子妊娠のための管理入院がスタートしたのは、長女が1歳11か月のときでした。
少しずつ言葉が出始めている時期で、大人が言っていることにも理解を示すようになっていました。
ママのお腹が大きくなっていることにも気づいていて、妊娠初期から「ママのお腹には赤ちゃんがいるんだよ」と何度も何度もお話しました。
まだ自分も抱っこしてもらったり、甘えたりしたい年齢ですが、双子妊娠中は我慢させてしまうことも多かったです。
双子妊娠中はお腹が張りやすく、抱っこしたり、一緒に公園で遊んだり、あまりしてあげられませんでした。
きっと寂しかっただろうな。
抱っこしたり体を動かして遊んだりできない分、ギュッと抱きしめてあげたり、「娘ちゃんのことがママは大好きだよ」とお話したり、1歳11か月の娘にも分かりやすい愛情表現を心がけました。
妊娠中期頃には、娘もわたしのお腹を撫でながら「赤ちゃんいる?」と声をかけていたので、妊娠について何となくですが理解できていたように感じます。
管理入院については、入院の1か月前くらいから話すようにしました。
あまり早くから伝えておくと、寂しさや不安な気持ちが強くなってしまうかなと思ったからです。
娘には「ママは赤ちゃんを元気に産むために、もうすぐ病院に行くからね。夜もおうちに帰ってこないからパパと一緒にねんねしてね。」と何度もお話しました。
入院の3日前くらいから「ママはあと〇回寝たら、赤ちゃんを産むために病院に行くよ。」と具体的な日付を説明していました。
いつもは添い寝すれば一人で寝れる娘ですが、入院前最後の3日間はわたしの抱っこで泣きながら寝ていたので、娘なりにママと離れ離れになることを理解していたのだと思います。
これから2か月も娘に会えないなんて・・・。
この3日間はわたしも泣きながら寝かしつけをしました。
管理入院当日の朝の上の子との過ごし方
娘は平日は保育園に通っています。
双子妊娠中は旦那が保育園への送迎を担当してくれていたので、管理入院当日もいつも通り旦那にお願いしました。
朝はいつも通りに起きて、朝ごはんを食べて、Eテレを見て過ごしました。
私も娘も寂しくなる時間が長くならないように、娘が家を出る直前までいつも通りに過ごしました。
娘が家をでる時間が近づいてきてから、
「今日からママは赤ちゃんを産むために病院に行ってくるね。
娘ちゃんが保育園から帰ってきたらもうママはいないけど、パパがいるから大丈夫だよ。
お休みの日はばーば達も遊びにくるからね。
赤ちゃんが元気に産まれたらママは帰ってくるから、それまで娘ちゃんはおうちで待っててね。」
とお話しました。
娘は泣いてしまうかな?と思ったけれど、案外ケロッとした表情で家を出ていきました。
私は娘が家を出てからひとり号泣しました!!
管理入院中の上の子へのケア
コロナ禍の出産だったため、管理入院中は面会禁止でした。
旦那とは帝王切開の時に少しだけ顔を合わせましたが、娘とは退院まで一切会うことはできませんでした。
管理入院中は大部屋で過ごしましたが、談話室を利用してテレビ電話も可能でした。
しかし、旦那と話し合って娘とのテレビ電話はしないようにしていまいた。
わたしは娘の声を聞きたかったけれど、まだ幼い娘は寂しさが増してしまうかなと思ったからです。
まだ幼い娘にとっては、管理入院の2か月間できるだけママのことを思い出さないようにする方が良いと考えました。
わたしは旦那から毎日娘の動画を送ってもらって、それを見て元気をもらっていました!
もう少し上の年齢のお兄ちゃん・お姉ちゃんであれば、テレビ電話でお話するのは喜んでくれるのではないかと思います。
家族総出!フルサポートで娘を援助
わたしの入院中は旦那を中心にたくさんの人にサポートしてもらいました。
旦那:保育園の送迎に間に合うように定時退社。休日も娘が寂しい思いをしないように全力育児!
両家祖父母:週末は交代で遊びに来てくれたり、夜ご飯を一緒に食べてくれたり全力孫守り!
義兄家族:近くに住んでいるので旦那が忙しいときは保育園お迎えや夕飯準備のサポート。
みんなのサポートのおかげで、娘の寂しさもかなりまぎれていたのではないかと思います。
管理入院中の娘の様子
管理入院中はとにかく、娘が寂しい思いをしていないか心配でたまりませんでした。
寂しくて夜泣きしているかな?と思いきや夜は全然泣かずにぐっすり眠っていたそうです。
わたしは産休に入るまで看護師をしていたので月に4回は夜勤があり、パパと一晩過ごすことがあったのでそれも良かったのかもしれません。
しかし、いつもと比べて情緒が不安定気味な様子があったようです。
保育園ではお友達に強く当たってしまったり、ちょっとしたことで泣いてしまったり。
家では寝るときに抱っこで寝かしつけをしたり、ご飯を食べさせてあげたり、いつもよりパパに甘える様子があったそうです。
幼い子どもにとっての2か月って本当に長いですよね。
娘なりにママがいない寂しさを乗り越えようと頑張っていたんだと思います。
上の子がママを独占できる時間を確保する
わたしと双子の退院の日、娘が保育園から帰ってくるとママと双子が家で待っている状況でした。
娘はパパから「保育園から帰ってきたらママがおうちにいるよ」と聞かされていましたが、わたしを見ると固まってしまいました。
しばらくは、よそよそしい雰囲気でしたが慣れてくるとママにべったり。
これまで以上に甘えた様子でしたが、とても嬉しそうでした。
私はもちろん大号泣です!!
2か月間で離れて過ごし、さらに成長した娘の姿に感動しました。
退院後は、弟たちのお世話に大忙しのお姉さん。
お布団をかけてあげたり、泣いていたら頭を撫でてあげたり、とても可愛がってくれています。
しかし、やっぱりママが長期間いなかったことは寂しかったようで、わたしが買い物に出かけて家にいなかったり、朝起きた時に隣にいなかったりすると泣いてしまうようになりました。
双子のお世話も大変でしたが、しばらくは双子のお世話はパパになるべく頼んで、わたしが長女と過ごせる時間を確保して少しでも娘を安心させるようにしました。
パパは育休を取得したので、双子と娘のお世話をそれぞれが担当できる時間が取れて助かりました。
保育園に行くことを嫌がることも数日あって、実家の援助が得られる日には保育園を休ませて一緒に過ごすようにも努力しました。
新生児期の双子のお世話は本当に大変ですが、毎日ちょっとの時間だけでも”上の子がママを独り占めできる時間”を作ってあげると良いかもしれません。
あとは、娘も”赤ちゃんのお世話に参加している”という雰囲気作りも心がけました。
例えば、娘と遊んでいるときに双子が同時に大泣き。
心の中では「そろそろ授乳しなきゃな~」と横目で双子を見つつも、しばらく娘の相手をしていました。
すると「・・泣いているよ?」と娘。
それから「ほんとだ!娘ちゃんありがとう。ちょっと赤ちゃんにおっぱい飲ませるから、一緒に歌をうたおうか!」と授乳しながら一緒に歌をうたって過ごしました。
他にも、授乳のときわざと娘の近くにガーゼを置いて、「娘ちゃん、赤ちゃんのガーゼ取ってくれる?・・お手伝いしてくれてありがとう!」と娘も巻き込んで双子のお世話をするようにしました。
もちろん何倍も時間がかかってしまうので、自分に余裕があるときしかできません。
それでも娘は”自分も役に立っている”ことが嬉しいようで、赤ちゃんにも興味を持って接してくれるようになりました。
こんな風に娘のママを独り占めしたい気持ちや甘えたい気持ちを大切にしながら過ごしていきました。
管理入院は娘にとってきっと大きな試練でした。
でもそれを乗り越えた娘は人一倍逞しくなったように感じます。
わたしも離れている期間に娘との関わり方を考えるきっかけになりました。
いかがでしたでしょうか?
これから管理入院を控えている双子ママ・パパは、上の子のケアや入院中のサポートについて不安もあると思いますが、少しでも参考になると嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
にほんブログ村