双子育児中のみみママ(@mimi_mama_twins)です。
双子ママの中には、お宮参りで赤ちゃんと一緒に着物を着たいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
双子ママが着物を着るのは大変です。
しかし、
ポイントをおさえれば双子ママもお宮参りでの和装は実現できます!
私が双子のお宮参りで和装をした体験談や当日スケジュールなどもするので、参考にしてみてくださいね。
双子ママが着物を着るのが大変なワケ
双子ママが着物を着るのは、正直とても大変です。
理由としては、
・帝王切開の傷や体調の問題
・授乳中の人はおっぱいが張りやすい
・着付けと双子のお世話を同時進行で行うのが大変
などが考えられます。
帝王切開の傷や体調の問題
お宮参りは生後約30日で行うとされており、これはママにとっては帝王切開の傷がまだ完全に癒えていない時期です。
人によってはまだ傷が痛むこともあり、着物が傷口に擦れて痛みが増してしまうことも考えられます。
また、新生児期の赤ちゃんは昼夜のリズムがなく、ママが十分な睡眠時間を確保することが難しい時期でもあります。
和装は着ているだけでもかなりの体力を消耗するので、産後の体調が優れないママが無理に和装をすることはおすすめできません。
授乳中の人はおっぱいが張りやすい
和装をしている間は基本的に授乳はできません。
完母(完全母乳育児)で双子を育てている場合は特に母乳の分泌が良く、授乳間隔が空くとおっぱいが張って痛みを生じたり、母乳が滲み出たりすることがあります。
生後1か月の赤ちゃんは3時間前後の間隔で授乳をしているため、着付けからお宮参りまでをなるべく短時間で済ませる必要があります。
私は生後3か月で母乳をやめて完ミ(完全ミルク)に移行しました!
着付けと双子のお世話が同時進行
双子ママが着物を着る場合、お宮参り当日のスケジュールもかなりハードです。
双子のお世話をしながら、ママの着付けやヘアメイク、そして双子の外出準備を同時進行で行わなければならず、ママ一人ではとても大変です。
双子のお世話は、パパなどの家族に任せられるようサポート体制を整えておく必要があります。
私は両実家の祖父母も呼んでお宮参りに行きました。双子のお世話も交代で任せられて安心でした。
双子ママが着物を着るためにおさえるべきポイント
さて、実際にお宮参りで双子ママが着物を着るためにどんなことに気を付ければいいのでしょうか?
- お宮参りの日程は遅めに設定
- 双子のお世話を頼める人がいる
- 神社の繁忙期を避ける
- 双子に哺乳瓶に慣れてもらう
- 着付けは近場の美容室か自宅出張
- 写真撮影は出張カメラマン
- 当日のスケジュールを参加者に共有
お宮参りの日程は遅めに設定
お宮参りは生後約30日で行うのが一般的とされています。
しかし、生後1か月の時期は双子にとってもママにとっても大変な時期です。
思い切ってお宮参りの日程を遅めに設定してみましょう。
生後1か月を過ぎてお宮参りをするメリット
最近では赤ちゃんや家族の都合で、生後約30日にこだわらずお宮参りをする人も増えているそうです。
夏生まれだったので少し気候も涼しくなる、生後100日頃にお宮参りをしました。
✓双子が抱っこしやすくなる
赤ちゃんの体重が増え、首も安定してくることで抱っこがしやすくなります。
他の人に双子のお世話をお願いする際に「新生児期の赤ちゃんは怖くて抱っこできない」と言われてしまう心配も減ります。
✓帝王切開の傷が痛みにくい
帝王切開の傷は、一般的に時間経過と共に回復してきます。
お宮参りの日にちを遅めに設定することで、少しでも傷が癒えた状態で和装をすることができます。
また、1か月健診時で医師に術後の経過を確認してもらうこともでき、安心して着付けをすることができます。
✓授乳間隔が伸びている
新生児期は2~3時間おきに授乳が必要ですが、赤ちゃんの成長と共に少しずつ授乳間隔が伸びてきます。
和装をする場合は授乳が制限されるため、少しでも授乳間隔が長いとママにとっても赤ちゃんにとってもゆとりができます。
✓ママの体調が回復している
産後日数が経つことで、ママの体調も少しずつ回復していることが期待できます。
もちろんまだまだ身体がきついママもいると思うので、無理をせず日程を調整してくださいね。
✓赤ちゃんの良い表情が撮影できる可能性がある
新生児期の赤ちゃんは授乳以外の時間はほとんど寝ていて、ご機嫌で起きている時間はほとんどありません。
生後1か月を過ぎて、赤ちゃんが成長すると共にご機嫌で起きている時間やにっこりと良い表情をすることも増えてきます。
双子のお世話を頼める人がいる
ママが着付けやヘアセットをしている間、双子のお世話をする人が必要です。
急に双子のお世話を任せられるとパパやご家族も不安だと思うので、パパや他のご家族に事前に相談をして、双子のお世話を任せられるよう準備しておきましょう。
神社の繁忙期を避ける
例祭や神事が行われる日には参拝客が多く、御祈祷までの待ち時間が長くなったり、駐車場が混雑したりする可能性があります。
日程を決める際に、神社に確認をして例祭や神事などを避けることをおすすめします。
双子に哺乳瓶に慣れてもらう
スケジュールによっては外出先で授乳が必要な場合もあります。
ママが着物を着ている場合、母乳を直接飲ませることはできないので、哺乳瓶でミルクや搾乳していた母乳を飲ませなければなりません。
慣れていないと上手く飲めない場合もあるので、事前に哺乳瓶での授乳を練習をしておくのがおすすめです。
着付けは近場の美容院か自宅出張
美容院は家からできるだけ近い場所を選び、着付けとヘアセットはまとめてお願いすると時短になります。
また、自宅出張で着付けやヘアセットに来てくれるサービスを利用すれば、直前まで授乳できるためおすすめです。
私は自宅出張していただける美容師さんに着付けとヘアセットをお願いしました。着付け開始ギリギリまで搾乳できたので、とても助かりました。
写真撮影は出張カメラマンがおすすめ
お宮参りでは写真撮影も欠かせません。
お宮参りの前や後にスタジオ撮影を利用する方も多いと思いますが、双子の赤ちゃんを連れてスタジオ撮影に行くのは時間的にもママの体力的にもハードです。
双子のお宮参りにおすすめなのが出張カメラマンです。
写真撮影の時間をわざわざ設けなくても、隙間時間で撮影ができるのでおすすめです。
出張カメラマンの同行で、待ち時間や移動中を利用して写真撮影ができる!
自分たちでは撮影が難しい、御祈祷中の様子や自然な家族ショットも撮ってもらえることも魅力です。
カメラマンによっては自宅で撮影をしてくれる場合もあるので、スタジオ撮影のようなきっちりとした写真を撮りたい方にもおすすめです。
当日のスケジュールや時間感覚を共有
双子のお宮参りは時間との勝負です。
しかし、ママだけが焦って動いていてもお宮参りをスムーズに行うことはできません。
お宮参りに参加するパパや他の家族に、当日のスケジュールや時間が限られているということを理解してもらいましょう。
特に男性は、時間が空くとおっぱいが張ってしまうことを知らないかも。具体的に「〇時までには帰宅して授乳したい」と伝えるのも良いかもしれませんね。
お宮参り当日のスケジュール
私が双子のお宮参り当日にどんなスケジュールで過ごしたのか紹介します♪
- ~6:30外出準備
身支度、外出準備を整える
- 7:30長女起床
身支度や食事のお世話はパパ担当
- 7:30搾乳
着付け開始直前に搾乳!
- 7:45ママ:着付け・ヘアセット開始
~約60分~
- 8:45双子ミルクを授乳
家を出るギリギリに授乳!
- 9:15自宅を出発
祖父母は早めに出発して御祈祷の受付を済ませる
- 9:30神社到着
待ち時間に写真撮影
- 10:00御祈祷
~約20分~
- 10:20集合写真
- 10:45神社出発
- 11:00帰宅
- 11:15ママは着物を脱いで双子授乳
- 12:00自宅にてスタジオ撮影
- 13:30自宅にて食事会
神社→スタジオ撮影のスケジュールとなるとさらにハードなので、もしスタジオで撮影をしたいなら、別日に改めて撮影するのもおすすめです。
双子のお宮参りに着物を着た感想
着付けまでに全ての準備を整えることがカギ!
当日の朝はとにかく早く起きて、着付け開始までにすべての準備を終わらせることに注力しました。
生後100日頃でもまだ夜間は3~4時間おきに授乳をしているので、睡眠時間は十分ではなく、朝の準備の時点でかなり体力を消耗しました。
私じゃなくてもできる家事などはパパや実母に頼んで、着付けや授乳に専念させてもらいました。
帝王切開の傷への影響は感じなかった
産後2か月半ほど経っていたので、帝王切開の傷の痛みはもうありませんでした。
念のために美容師さんには帝王切開後であることを伝えましたが、帯紐も傷口に当たらない位置だったので気になりませんでした。
帝王切開後の傷口にはケロイド予防にアトファインを貼っています。
授乳中であることも伝え、胸元は少し緩めに着付けをしてもらいました。
慣れない和装で赤ちゃんの抱っこは大変
慣れない着物、そして何より下駄を履いて赤ちゃんを抱っこするのは想像以上に大変でした。
神社は石畳で、階段もありました。
下駄で赤ちゃんを抱っこすることに不安を感じたので、お宮参り中はパパと義母にを双子の抱っこをお願いしました。
私が赤ちゃんを抱いて慎重に歩くよりも、時間も短縮できたと思います。
急なトラブルに備えて液体ミルクを準備するべし
着付けから帰宅まで約3時間半だったので、外出先での授乳は必要ありませんでした。
しかし、外出中にどんなトラブルが生じるか分からないので、液体ミルクは準備しておくのがおすすめです。
明治ほほえみらくらくミルクは専用アタッチメントを付けるとピジョンの母乳実感の乳首を直接固定できるのでとても便利です。
専用アタッチメントは単品では購入できず、明治ほほえみらくらくミルクの6缶セットに付属で販売してあります。
事前の情報共有とチームプレーが重要
事前にパパや両家祖父母にも当日のスケジュールを共有しておいて、どんな風に行動してほしいのか具体的にお願いをしました。
例えば、
- 家を出る30分前にミルクを飲ませてほしい
- 先に家を出て神社で受付を済ませてほしい
- 御祈祷後に集合写真を撮るので、~~という順に並んでほしい
とにかく時間との勝負なので、事前の情報共有と全員のチームプレーが大切だと感じました。
カメラマンともどんなショットを取って欲しいのかなど、当日までにしっかり打ち合わせをしました。
神社では写真撮影の時間をしっかりと設けていたわけではありませんが、移動中や御祈祷中なども含め、自然な家族写真をたくさん撮ってもらえました。
家族の大切な思い出になる
準備や調整も大変で、当日も慣れない着物でかなり疲れてしまいましたが、着物を着てお宮参りができたことは家族の大切な思い出になりました。
私は母から譲り受けた着物を着せてもらったので、母も喜んでくれて良かったです。
双子が大きくなって一緒にお宮参りの写真を見返すのが楽しみです。
思い切って和装して良かった!
まとめ|事前の準備を入念に!
とにかく時短で済ませられるようにポイントをおさえ、事前に準備さえしておけば、双子ママでもお宮参りに着物を着ることは可能です。
- お宮参りの日程は遅めに設定
- 双子のお世話を頼める人がいる
- 神社の繁忙期を避ける
- 双子に哺乳瓶に慣れてもらう
- 着付けは近場の美容室か自宅出張
- 写真撮影は出張カメラマン
- 当日のスケジュールを参加者に共有
もちろん、ママや双子ちゃんの体調を最優先にしながら、素敵な思い出になる1日にしてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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